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SV.TAINTED.CALL.LOOP_BOUND

SV.TAINTED.CALL.LOOP_BOUND

関数呼び出し時にループ境界として使用された未検証の入力

入力がユーザーまたは外部環境から受け入れられるときは常に、入力のタイプ、長さ、書式、および範囲を検証してから使用する必要があります。適切に検証されるまでは、そのデータは 汚染 していると言われます。SV.TAINTED ファミリーチェッカーは、コードでの汚染データの使用箇所を探します。

ループ変数が引数として別の関数に渡され、ループ境界として使用されると、SV.TAINTED.CALL.LOOP_BOUND エラーが報告されます。

脆弱性とリスク

コードへの入力が適切に検証されないと、攻撃者は入力をアプリケーションが予期しない形で作成することができます。意図しない入力を受け取ると、制御フローの改変、任意リソースの制御、および任意のコードの実行につながる可能性があります。この種のチャンスがある場合、攻撃者は次のことを行えます。

  • 予期しない値を提供し、プログラムクラッシュを引き起こします。
  • 過剰なリソース消費を引き起こします。
  • 機密データを読み取ります。
  • 悪意のある入力を使用して、データを書き換えたり制御フローを変えたりします。
  • 任意のコマンドを実行します。

脆弱コード例

1  void iterate(int n){
2     int i;
3     for (i = 0; i < n; i++){
4       foo();
5     }
6  
7   }
8   void iterateFoo()
9   {
10    unsigned num;
11    scanf("%u",&num);
12 
13    iterate(num);
14   }

Klocwork は 13 行目で指摘レポートを生成し、未検証の整数値 'num' が 11 行目での 'scanf' の呼び出しを通じて渡され、13 行目での 'iterate' の呼び出しを通じてループ条件で使用できることを示します。この場合、SV.TAINTED.CALL.LOOP_BOUND チェッカーは、別の関数にループ境界として渡される汚染されている可能性のあるデータを使用するコードを探します。

修正コード例

1  void iterate(int n){
2     int i;
3     for (i = 0; i < n; i++){
4       foo();
5     }
6  
7   }
8   void iterateFoo()
9   {
10    unsigned num;
11    scanf("%u",&num);
12 
13    if (num < 100) iterate(num);
14   }

修正された例では、整数値 'num' が 13 行目でチェックされてから、反復が行われます。