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Klocwork とWind River Workbench との統合

Klocwork とWind River Workbench との統合

Klocwork とWind River Workbench との統合

Klocwork とWind River Workbench との統合

Wind River Workbench と統合された Klocwork ツールを使用する場合、Wind River で作成されたプロジェクトは自動的に処理されます。次の手順は、Wind River 環境以外で作成されたプロジェクトのためのものです。

単純なプロジェクトの構成

次の手順は、個別の非構造化プロジェクト向けです。階層サブプロジェクト/スーパープロジェクト構造 を使用する場合は、構造化プロジェクトの構成を参照してください。

プロジェクトを再ビルドし更新します。増分ビルドを実行する場合は、プロジェクトを右クリックし、[プロジェクトのビルド] を選択します。完全ビルドを実行する場合は、プロジェクトを右クリックし、[プロジェクトの再ビルド] を選択します。完全な build specification (ビルドスペック) を取得するには、完全ビルドを実行する必要があります。

プロジェクトディレクトリで初期 build specification (ビルドスペック) を作成する場合は、再ビルドを一度実行します。その後、新しいファイルを追加したときに再ビルドを再度実行する必要があります。
注: 解析を実行する前に、ライセンス設定を指定する必要があります。

ビルド設定の指定

  1. [プロジェクトプロパティ] で、[Klocwork ビルド設定] を選択します。
  2. [build specification (ビルドスペック) ファイルの使用] を選択し、作成した build specification (ビルドスペック) を参照して [OK] をクリックします。

これらのプロパティは、選択したプロジェクトについて保存され、解析を次回実行するときに使用されます。ビルド設定の指定は、更新された build specification (ビルドスペック) ファイルの場所が変わらない限り、プロジェクトに対して 1 回だけ実行します。

プロジェクトへの Klocwork サーバーの接続

静的コード解析から最大の益を得られるのは、小さいローカルプロジェクトを Klocwork サーバー上の大きいプロジェクトに接続するときです。小さいローカルプロジェクトは、追加のソースファイル (共有ライブラリなど) が解析されたサーバー上に生成された Klocwork knowledge base (ナレッジベース) を組み込んでいる間に、即座に解析されます。サーバープロジェクトに接続すると、指摘ステータス情報を統合ビルド解析およびチームメンバー間で共有することもできます。スタンドアロンデスクトップ解析を実行できますが、この解析では知識をローカルプロジェクトのソースファイルから引き出すだけです。

この手順は、各プロジェクトで 1 回だけ実行します。

  1. [プロジェクトプロパティ] ビューナビゲーターで、[Klocwork] を展開し、[プロジェクト固有の設定を有効にする] をオンにします。
  2. [同期] タブをクリックします。
  3. Klocwork サーバーのホストとポートの情報が正しいことを確認します。
  4. [プロジェクト名] リストで、接続するサーバープロジェクトを選択します。
  5. Klocwork サーバーへのセキュア接続 が設定されている場合は、[セキュア接続の使用] チェックボックスをオンにします。
  6. [OK] をクリックします。
    接続を設定すると、統合プロジェクトとデスクトッププロジェクトとの間で同期が発生し、統合プロジェクトから構成情報が取得されます。
    この手順は、各プロジェクトで 1 回だけ実行します。

構造化プロジェクトの構成

次の手順は、構造化プロジェクト向けです。非構造化プロジェクト を使用する場合は、非構造化プロジェクトの構成を参照してください。

Wind River Workbench でのサブプロジェクト/スーパープロジェクト構造がある場合、スーパープロジェクトについて生成し指定するビルド設定が、デスクトップ解析中にサブプロジェクトに適用されます。

さらに、構造化されたプロジェクト階層内で、Klocwork の構成設定 (有効/無効にされたチェッカーなど) が、スーパープロジェクトに接続される Klocwork サーバープロジェクトから引き出されて、階層内のプロジェクトすべてに適用されます。

スーパープロジェクトのビルド設定を指定します。

スーパープロジェクトを再ビルドし更新します。Klocwork は、すべてのプロジェクトのビルド情報を収集し、スーパープロジェクトとすべてのサブプロジェクトのファイルを解析します。欠陥を表示するには、スーパープロジェクトを選択する必要があります。

これらのプロパティは、選択したプロジェクトについて保存され、解析を次回実行するときに使用されます。ビルド設定の指定は、更新された build specification (ビルドスペック) ファイルの場所が変わらない限り、プロジェクトに対して 1 回だけ実行します。

これらのビルド設定は、デスクトップ解析が実行されるたびに、構造内のスーパープロジェクトと全サブプロジェクトに適用されます。build specification (ビルドスペック) ファイルを指定することでサブプロジェクトの特定の build specification (ビルドスペック) を作成できますが、UI 設定はすべて、一番上のプロジェクトプリファレンスページから取得されます。

注: 解析を実行する前に、ライセンス設定を指定する必要があります。

複数のビルドを開始する必要がある場合は、プロジェクトを右クリックして、[ビルドオプション] > [有効化されたビルドスペックのビルド] を選択します。ネイティブビルドの実行中に解析を実行すると、前回の解析の構成が使用されます。

プロジェクト構造内および共有サブプロジェクト内で検出された指摘の表示

参照されるスーパープロジェクトでさまざまなチェッカーが有効または無効にされていると、同じ 1 つのファイルに対して、さまざまな指摘がリストに列挙されることがあります。

たとえば、同じライブラリが 2 つの異なるスーパープロジェクトから参照される場合、ライブラリファイルについて [Klocwork 指摘] ビューに表示される欠陥は、前回選択されたスーパープロジェクトの設定で決まります。

次のステップ:プロジェクトへ Klocwork サーバーを接続します

重要:スーパープロジェクトを Klocwork サーバー上のプロジェクトに接続するだけです。

トラブルシューティング

ビルドインストルメンテーションは、次のプロジェクトタイプについてはそのままでは機能しません。

  • VxWorks Boot Loader/BSP プロジェクト
  • VxWorks Image プロジェクト
  • VxWorks Source Build (カーネルライブラリプロジェクト)

これらのプロジェクトではデフォルトで make コマンドを使用しますが、他の Wind River プロジェクトでは "%makeprefix% make" を使用します。ビルドインストルメンテーションは "%makeprefix% make" に依存します。

回避策は %makeprefix% を手動で追加することです。

  • Boot Loader プロジェクトと VxWorks Image プロジェクト:
    ビルドコマンドラインはプロジェクトプロパティには表示されません。"%makeprefix%" を手動で追加するには、次の手順に従います。
    1. <project>/.wrproject ファイルをテキストエディターで開きます。
    2. プロパティ<stringAttribute key="BLD::Info|cmd" value="make"...>を見つけ、"make...""%makeprefix% make..."で置換します。
    3. ファイルを保存して、プロジェクトを再ビルドします。
  • VxWorks Source Build (カーネルライブラリプロジェクト) :
    1. プロジェクトプロパティを開き、[ビルドプロパティ] に移動します。
    2. "make...""%makeprefix% make..."で置換します。
    3. プロジェクトを再ビルドします。